チャイルドカットを続けていること vol.3
蓮田市の児童センターでのチャイルドカット教室。
市報に載っていたものの、こちらには一度も連絡はなかった。
6年前のように、企画だけそのまま誰か別の人がやるのかな。
まあそれでも別にいっか。
そう思っていたけれど、やはり気になるので電話してみた。
結果。
連絡するのを忘れてたとのこと(笑
いや、笑えねぇ・・・。
当日行ってみたら30組のご参加。
総勢60名。
知らずにいたらどうなっていたのか。
考えるだけで恐ろしい。
そんなことがあっても、やはりやる意味がある。
ひとつは、子どもたちがヘアカットって嫌なものじゃないって思ってもらえるための第一歩となること。
多少のコツを知ることで、親御さんも余裕が持てて、楽しくヘアカットをすることができるからだ。
この楽しくということがとても重要なのだ。
そしてもうひとつは、その先に成長していく過程で、親御さんではヘアカットが出来ない場合に、遠慮なく自分たちを頼ってくれて構わないということを伝える場であるということ。
泣いてしまうから、暴れてしまうから、うちではカットできないです。
そう言われてしまうんではないかと、心配で美容室に来られない親御さんもいるらしい。
実際に理美容室から断られた方々もいるらしい。
他店の考えや、他人の考えなので否定も非難もしません。
ただうちのお店、自分は断る気はありません。
プロですもん。
すべての子どもたちが笑顔でヘアカットができるために、それを地域の子育てをしている親御さんたちにも知るきっかけになってもらいたい。
小さな規模でも、大きな講演会でも想いはひとつ。
コツコツと積み上げていくんです。
【発達障害児・者のヘアカット講習会】
東京 1月30日(火)
https://www.facebook.com/events/1667689033263718/
京都 2月5日(月)
https://www.facebook.com/events/364420193979564/
赤松っちゃんという京都の熱い男です。
『すべての子どもたちが、笑顔でヘアカットできる世の中にする』
厚生労働省の後援も頂き、美容学生の教科書にも掲載されるようになる『スマイルカット』という活動
子どもたちの笑顔のための学びだけではなく、ひとりの美容師として必要なものを知るきっかけになりますよ!
チャイルドカットを続けていること vol.2
6年前、蓮田市で子育て支援のボランティアとして、チャイルドカット教室をやろうと思った俺は、市役所へ向かった。
子育て支援課の方に対応して頂き、説明をしたところ企画書を提出して欲しいと言われたので、詳細をまとめその日のうちにメールで送った。
あまり言いたくないけれど、お役所仕事。
待てど暮らせど返事もないまま、暫く過ぎていった。
そしてある日の営業中、常連のお客様との会話で『以前からお話していた、子どものカット教室やるんですね。』って言われた。
『え?』
人がいい私。
そのうち連絡くるのかな・・・。
しかし、待てど暮らせど連絡はなし。
開催の日程1週間前になり、流石に問い合わせてみた。
結果。
企画をパクられていたという。
しかも、役所に。
なんじゃそりゃってなってしまった俺ですが、赤松っちゃん他の友人の言葉に救われたのでした。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
髪のことだけに。
その半年後、支援センターで働くお客様から直接の依頼をもらい開催することになった。
それから毎年、黒浜子育て支援センターで年2回は開催し続けている。
そして6年後の今も。
長い前振りだったが、今回の『またか・・・。』というのは、このことなのである。
一度企画だけをパクられているので、今回も同じことをされたのかと直感的に思ったのだ。
しかし今回はそうではなかった・・・。
つづく。
【発達障害児・者のヘアカット講習会】
東京 1月30日(火)
https://www.facebook.com/events/1667689033263718/
京都 2月5日(月)
https://www.facebook.com/events/364420193979564/
赤松っちゃんという京都の熱い男です。
『すべての子どもたちが、笑顔でヘアカットできる世の中にする』
厚生労働省の後援も頂き、美容学生の教科書にも掲載されるようになる『スマイルカット』という活動
子どもたちの笑顔のための学びだけではなく、ひとりの美容師として必要なものを知るきっかけになりますよ!
チャイルドカットを続けていること
寝耳に水とはこのことか。
『市報にでてましたね。チャイルドカット教室のこと』
あるお客様とのカット中の会話で言われた一言だった。
あれ?と思ったけれど、その時は曖昧に会話を終えた。
丁度一年前に頼まれた、蓮田市の児童センターでのチャイルドカット教室。
立地もいいこともあり、人の集まりが良く大盛況に終わった。
『また来年もお願い致します』
そう言われはしたものの、結局その後連絡はなかった。
お客様との会話のあとに、Webから蓮田市の市報を調べてみたところ、やはり予定に載っていた。
その時よぎったのが約6年前の出来事。
『またかよ…。』
半分残念な気持ちと、半分諦めの気持ちを持ち、念のために連絡をすることにした。
約6年前。
このFacebookで一人のオトコを知る。
ピースマン。
まちがえた
ピースマンこと赤松っちゃん。
赤松っちゃんことしわしわのおじさん。
そんな赤松っちゃんの活動がFacebookのタイムラインで流れてきた。
そしてなぜかとても惹きこまれていった。
『すべての子どもたちが笑顔でヘアカットできるようにする』
スマイルカット
検索するとオレンジの切り方がでてくる、スマイルカットという言葉。
すべての子どもたちということ。
ヘアカットを泣いてしまったり、嫌がってしまう子どもたち。
そんな子どもたち、誰でもみんな笑顔にカットできるようにする。
そしてそれが当たり前になって、スマイルカットという言葉すらなくなるために。
この活動や想いに共感して、共に活動をして、サポートすることになっていった。
そしてまず出来ることとして始めたことが『チャイルドカット教室』
目的は、小さなお子さんを持つお母さんたちに、お家でカットをする際に気をつけてほしいことを学んでもらうこと。
それによって髪を切ることって嫌なことじゃないって、子どもたちに知ってもらうため。
そして、自分たち美容師、美容室はどんな子どもでも、すべての子どもたちに笑顔でヘアカットしてもらえるようにする気持ちをもっているということを伝えるため。
そのチャイルドカット開催に向けて、蓮田市役所の子育て支援課を訪れた。
そう6年前の。
つづく。
【発達障害児・者のヘアカット講習会】
東京 1月30日(火)
https://www.facebook.com/events/1667689033263718/
京都 2月5日(月)
https://www.facebook.com/events/364420193979564/
赤松っちゃんという京都の熱い男です。
『すべての子どもたちが、笑顔でヘアカットできる世の中にする』
厚生労働省の後援も頂き、美容学生の教科書にも掲載されるようになる『スマイルカット』という活動
子どもたちの笑顔のための学びだけではなく、ひとりの美容師として必要なものを知るきっかけになりますよ!
41歳と3歳
まあまあ予約で埋まりながら
いつものように営業していました
先日ご来店してくれた女の子
3歳の七五三で髪の毛のセットで
初めてご来店してくれたのが2週間ほど前
ばっさり切るらしく
お母さんと一緒に来てくれました
お母さんはこの間平気だったから
今回も大丈夫と思ってたらしいけど
なかなか本人が座ってくれない
でも最後には笑顔でニッコリ
知ってますかね
0歳から1歳になると
体感の時間が半分になり
1歳から2歳、2歳から3歳と
年齢を重ねることに
2分の1になっていくらしい
41歳と3歳では
1分1秒の体感が違うの
だから焦んないでいいの
その子が納得してくれるまで
待ってあげればいい
大人の勝手な時間の流れに
子供を当てはめるのは無理があるのさ
結局その子を担当したスタッフの子は
2時間かかってましたが何か?
ワシはそんな彼女を誇りに思うぞい
チョキチョキなんてこわくない
知ってますか?
読んでない?
持ってない?
ばかたれっ!!!
絶対サロンに1冊って
先生言いましたよね?
お母さんと一緒に来店した
お子さんたちが何気なく読んだら
絶対に興味もちます
何なら来る度に読んでます
だからお願いだから
皆様のサロンに1冊は
絶対おいてください
絶対サロンに1冊!
大事なことだから2度言いましたよ!
大丈夫、大丈夫
子どもは知っている
大人の言う
『大丈夫だよ~』は
大丈夫じゃないことを
そしてそんな時の
大人の顔が真剣すぎて
全く笑顔じゃないときには
恐怖すら感じるだろう
目線を子どもと同じようにして
やってみるかどうかを
本人に聞いて確認して
決めさせてあげること
それだけで大分できることは増えていく
子どもだからって
上から目線になっちゃいかんぜよ
困った子ども
子どもが泣いてしまってカットできない
そんな経験ありますか?
そんなときに
『困ったなぁ』って
思いますかね
でもね
本当に困ってるのは
あなたではない
周りやお店に気を使い
謝っている親御さんでもない
何をされるのか
不安で
それをどう伝えていいか
わからなくて泣いている
その子なんです
「困った」子どもなんていない
『困っている』子どもたちなんですよ
本人が1番困っているんです
そんな子どもたちのために
大人が学ぶべきなんです
困った子なんて
ひとりもいません
散髪の悩みくらいは
俺らで何とかなるように
してやりましょうよ